「安くておいしかったのに…」富山市の給食・弁当製造業者が自己破産

今年は耐えられなくなり、こういう業者が増えてくるかと思います。
公になっていなくても、現場レベルではさまざまな場所で倒産・撤退の話がちらほらと出てきています。

少し前のニュースですが。

民間の信用調査会社帝国データバンクによりますと、富山市の「ユニオン・ランチ」は先月25日までに富山地方裁判所に自己破産を申請しました。

負債額はおよそ5億7900万円、うち金融機関からの借り入れはおよそ3億9000万円にのぼります。

2016年には年間 8億円近い売り上げ 近年は食材価格の上昇が重荷に

「ユニオン・ランチ」は1980年設立で、企業や幼稚園などに向けて弁当の製造・販売を行い、2016年8月期には年間7億9400万円を売り上げていました。

しかし近年はコロナ禍で弁当の販売数が減ったうえ、食材価格の上昇を販売価格に反映できず、年商の半分程度に及ぶ借入金が重荷となって経営が悪化し、自己破産を申請しました。

申請代理人の弁護士事務所によりますと、従業員138人すべてにきのう付けで解雇を通知し、今月末で解雇するということです。

2025年5月1日 19:30 引用元:https://news.ntv.co.jp/n/knb/category/economy/kn9e8d0c0b5adb4585beba99a4bd50ce9c

今から準備する方が近道とわたしは感じています。

投稿者:米須靖朗