東都大学 2028年度 農学部を埼玉県深谷市に新設構想 管理栄養学部は2026年度より募集停止 引用元:大学ジャーナル
「管理栄養士離れ」が進んでるのかな?と少し心配になりました。東都大学の管理栄養学部は定員充足率44%とのこと。これって結構深刻な状況ですよね。
栄養士の仕事、もっと魅力的にできるはず!
栄養士の人気が下がっているという現実。でも実際の現場では、その専門性がめちゃくちゃ求められているんですよね。この矛盾、どうにかしたいと思いませんか?
要な仕事内容なんです。そのことをもっと多くの人に知ってもらいたいと考えています。
AI時代の栄養士、むしろ価値が上がる!?
最近よく「AIが仕事を奪う」って言われてますよね。でも管理栄養士の仕事は、AIが台頭してきてもむしろ価値が高まると私は考えています。
確かにAIは栄養計算や献立作成の効率化には役立ちます。でも考えてみてください:
- 「この利用者さんの表情を見て食事の満足度を感じ取る」
- 「咀嚼や嚥下の状態を直接観察して食形態を調整する」
- 「その日の体調に合わせて臨機応変に対応する」
こういった「人間ならでは」の繊細な判断やコミュニケーションは、AIには難しいですよね。
さらに福祉給食の現場では、食事は単なる「栄養補給」ではなく「生きる喜び」そのもの。その喜びを創り出すのは、栄養の専門知識と人間としての温かさを併せ持つ管理栄養士なんです。
むしろAI時代の管理栄養士は:
- AIツールを使いこなして事務作業から解放される
- より利用者に向き合う時間が増える
- 創造的な食事プランニングに力を注げるようになる
本質的な仕事に価値が出てくるのでないでしょうか?
そう考えると、AI×管理栄養士の組み合わせは最強じゃないですか?テクノロジーを味方につければ、本来のもっと人間らしい仕事ができる時代が来るはずです。
さいごに:変化を恐れず、栄養の専門性を大切に
今回の大学再編のような変化は、ピンチでもありチャンスでもあります。AIの台頭も同じこと。大切なのは、管理栄養士という専門職の価値をしっかり守りながら、新しい時代の要請に応えていくこと。
これからも、福祉給食の未来を切り拓いていきたいと思っています。食を通じて人を幸せにする——その素晴らしい仕事に、もっと多くの若者が興味を持ってくれることを私は願っています。
参考資料:大学ジャーナルオンライン「東都大学 2028年度 農学部を埼玉県深谷市に新設構想 管理栄養学部は2026年度より募集停止」
投稿者:米須 靖朗
AIで代替できない管理栄養士の価値
AIで代替できない栄養士の価値
AIで代替できない人間の能力(抽象的) | 管理栄養士の仕事での具体例 |
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共感力・感情理解 | 利用者の表情から食事の満足度を感じ取り、心理面も考慮した献立作成ができる |
文脈に応じた判断力 | その人の生活背景、文化、価値観を理解した上での食事提案ができる |
繊細な身体的観察力 | 咀嚼や嚥下の状態を直接観察し、その場で食形態を調整できる |
創造性と革新性 | 制約のある食材や条件の中で、新しい魅力的なメニューを生み出せる |
対人関係構築力 | 給食現場のスタッフとの信頼関係を築き、チーム全体の質を向上させる |
倫理的判断 | 利用者の「食べたい」気持ちと健康管理のバランスを考慮した判断ができる |
経営と運営の仲介能力 | 栄養管理と経営の両方の視点から、効率的でありながら質の高い給食サービスを提案できる |
多職種連携能力 | 医師、看護師、介護士など様々な専門職と連携し、食を通じた総合的なケアを実現できる |
臨機応変な対応力 | 体調や気分の日々の変化に合わせて、瞬時にメニューや提供方法を変更できる |
文化的感受性 | 地域や世代による食文化の違いを理解し、尊重した食事提供ができる |
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